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放課後等デイサービスの延長支援加算とは? 仕組みや算定要件を解説
放課後等デイサービスは、障がいのあるお子さんが放課後や休日に利用できる福祉サービスの一つです。
保護者の就労などの事情により、通常の支援時間よりも長く支援が必要な場合、事業所が「延長支援加算」を算定することができます。
今回は、延長支援加算の概要や対象となる要件について詳しく解説します。
延長支援加算とは?
延長支援加算とは、放課後等デイサービスにおいて、通常の支援時間を超えて児童を受け入れる場合に加算される報酬のことです。
通常、放課後等デイサービスの利用時間は午後の数時間ですが、保護者の就労状況や家庭の事情により、長時間の利用が必要になるケースがあります。
そのような場合、事業所が延長支援を提供すれば、一定の条件を満たすことで加算を受けることができます。
延長支援加算の対象となる要件
延長支援加算を受けるためには、以下の要件を満たす必要があります。
♦ 保護者の就労、通院、その他やむを得ない事情によって、通常の支援時間内での迎えが難しい場合。
♦ 児童が通学する学校の授業時間や下校時間により、通常の支援時間では対応が難しい場合。
♦ 事業所が適切な支援体制を整えていること。
♦ 延長支援時間内においても、通常の放課後等デイサービスと同等の支援を提供できること。
♦ 児童の安全確保のために必要な人員配置がなされていること。
♦ 市町村への届出・承認を受けていること。
事業所が延長支援加算を算定するためには、自治体への申請が必要です。
自治体によっては、延長支援の必要性を証明する書類の提出が求められることもあります。
延長支援加算の報酬単位
延長支援加算の単位数は自治体によって異なる場合がありますが、厚生労働省の報酬基準に基づき設定されています。
例えば、30分ごとに○○単位が加算されるといった形で、実際の報酬額は地域区分や事業所の運営状況によっても異なります。
延長支援加算を受けるメリット
利用者(保護者)にとってのメリット
保護者が仕事をしていても、子どもを安心して預けることができる。
突発的な残業や通院時など、柔軟な対応が可能になる。
事業所にとってのメリット
加算により適正な報酬を得ることができ、質の高い支援を継続しやすくなる。
長時間の支援ニーズに対応できることで、利用者満足度の向上につながる。
注意点
延長支援加算を算定するには、支援提供の実態が適切に記録されていることが必要です。
自治体によっては、延長支援の実施状況について定期的な報告を求められることがあります。
利用者負担額が変わる場合があるため、事前に保護者へ十分な説明を行うことが重要です。
まとめ
放課後等デイサービスの延長支援加算は、働く保護者を支え、障がいのある子どもたちが安心して過ごせる環境を整えるための制度です。事業所としては、適切な支援体制を整え、自治体の要件を満たすことで、加算を活用することが可能です。今後も制度の最新情報をチェックしながら、より良い支援の提供を目指しましょう。