”省エネ性能が高くて長寿命”といった特徴をもつLED照明。

「高効率照明(LED照明や有機EL照明)については、2020年までにフローで100％、2030年までにストックで100％の普及を目指す」という政府が掲げた 目標により普及が加速しています。
※フロー：各年度の出荷台数　　ストック：将来の市場規模

近年では低価格のLED照明も出回っていますが、やはり正規のメーカー品の照明設備となると高額であるため、
購入価格の高さがデメリットとなり、LED照明の導入に悩む事業者様も多いかと思います。

本記事では、中小事業者が大阪府内で運営する工場や事業場において照明設備をLED照明へ更新する取組みを対象とする
「中小事業者LED照明導入促進補助金 」について解説します。

➤ 補助対象者

次の全てを満たす中小事業者が対象となります。
①大阪府内で運営している工場・事業場において、照明設備をLED照明へ更新する者
②大阪府の脱炭素経営宣言登録制度に基づき脱炭素経営宣言を行った者(※)
※脱炭素経営宣言登録申請書を大阪府地球温暖化防止活動推進センターに提出することで、宣言を行った者とみなされます。

➤ 補助対象経費

設備費：LED照明(電源ユニット、ソケット、落下防止部品などの付帯設備を含む)の購入に要する費用
工事関連費：補助事業の実施に不可欠な設計、工事、既存の照明設備の撤去・処分に要する費用

➤ 補助金額

補助対象経費の1/2以内
上限額：1,500万円　下限額：20万円

➤ 申請方法

令和5年8月31日(木)までに郵送での書類提出　※当日消印有効
公募期間中に補助金交付申請額の総額が予算額に達した場合は、途中で公募受付を終了することがあるため、ご注意ください。

まとめ

LED照明を導入することで、電気代やメンテナンス費用などのコスト削減に加え、省エネにもつながるため
事業者様にとって大きなメリットとなります。
LED照明の導入を検討されている事業者様はこちらの補助金を活用してみてはいかがでしょうか。
今回は大阪府の補助金についてお話ししましたが、LED照明に関する補助金は全国の様々な地方自治体で実施されていますので
事業者様それぞれの地域に合わせてぜひ探してみてください。