ローカル10,000プロジェクト（地域経済循環創造事業交付金）は
産学金官の連携により、地域の人材・資源・資金を活用した新たなビジネスを立ち上げようとする
民間事業者などのみなさまの初期投資費用を支援するものです。
民間事業者、国、地方が一体となって、将来にわたって富を生み出していく仕組み（地域経済循環）づくりに取り組んでいます。

【ローカル10,000プロジェクトを活用して地域密着型事業をスタートするまでの流れ】

①事業の発案→事業計画書の作成
まずは事業実施地域の地方自治体もしくは地域金融機関に相談する。
事業者からの発案だけでなく、地方自治体が地域課題解決に向けた事業を発案し、事業者を募るケースもあります。

②交付申請
地方自治体から総務省に交付申請を行います。外部有識者が、申請された事業の交付決定可否に関する審査を行います。

③交付決定
事業の審査に通過し、交付金＋融資で初期投資費用を確保する。

④事業開始
総務省および地方自治体の交付決定後、事業の開始が可能となります。

➤６項目すべて該当する場合、支援対象となる。

・地域の資源を活用する事業である
・地域金融機関からの融資を検討している
・新規事業の立ち上げである
・地域の新たな雇用創出に期待できる事業である
・地域課題の解決につながる事業である
・新規性・モデル性が感じられる事業である

➤対象経費

初期費用としては使える幅が広いことが特徴
・施設整備費（用地取得費除く）
・機械装置費（著作権の取得やシステムなども対象）
・備品費（リースレンタルにかかる費用も対象）
・調査研究費（事業者と連携する地域の大学が行う調査研究）

➤交付額の上限

最大5,000万円

➤交付率

原則として 1/2 とする。
［令和6年度の重点支援項目]
生産性向上に資するデジタル技術の活用に関連する事業（国費 9/10）
脱炭素に資する地域再エネの活用等に関連する事業（国費 3/4）

➤提出期限

随時受け付け（メール）

➤交付決定スケジュール（予定）

実施計画書等提出時期：毎月１０日とりまとめ
交付決定時期（予定）：翌月下旬

➤まとめ

地域に密着し貢献できる事業を始めたい！とお考えの事業者様は積極的に活用されてはいかがでしょうか。